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わからないなりに一応は一通りできる、というデザイン
startmac☆ただいまマックブックモニター中〜。

「モニターに選ばれたら、仕事をぜーーんぶマックに移行します!」と声高らかにプレゼンをして、まんまとマックブックのモニターにしてもらった僕ですが、移行作業は苦戦しています。

最大の要因はウェブ制作のお仕事に関する部分。
色が違う、ブラウザがちがう、表示がかわる、といった基本的な部分。コレはしょうがないか。多勢に無勢、か。

まぁソフトというのも問題ではあります。一様に高価なものだし。
フリーウエア界も進んでいるようですが、ホント単純な「新しい作業体系を覚える」ということが、おもったよりもおっくうです。つい慣れたマシンで作業してしまう。

おそらく知識があればここもクリアになるところが多いのでしょうが、とくに専門的な勉強もせず成り行きでここまで来ているので、応用が利きません。

逆に言えば、仕事でかちっと決まった作業をしている人以外は、なーーーーーーんにも苦労せず、移行はできてしまうということですね。

今日もとなりのおばさま(50代?)に「メールが通じなくなったのよ」と言われ、家庭訪問の約束をしたのですが、解決策を探るためがんばったらしく、設定などずいぶんいじった様子。不憫ですなぁ。

こういう方には「わかりやすさ」はとても重要で、「これ以上は専門家に聞かねば」というラインがはっきりしていた方がいいと思うのです。

写真のついたメールを送るだけなら、携帯のほうがよっぽど便利だよなぁ。携帯にでっかい外付けモニターとキーボードをつけてあげればすべてすむのではなかろうか??

パソコンのことで頭を悩ますのが嫌な人はマックをチョイスして、one to oneサービスを使えば、かなーーーり、いいとおもう。まだ使ってないけど、教えてくれる人がいるんだと言うのはすごいいいことだと思った。

マックは、マシンというよりもソリューションなのだろう。インターネットや音楽や、仕事のある生活を、わかりやすくストレス無く、というデザインなのだろう。

だから、「困ったときには専門家に任せよ」「一連の内蔵ソウトでここまでできます」、というところまでパッケージになっているんだろう。

ウィンドウズは、使い込むほど「詳しくならざるを得ない」ので、マックに移行すると勝手が違って、自由にできる部分が少ないように感じるのだけど、面倒なことは覚えなくても考えなくてもそこそこできてしまうように研究されているのは、方向性としてとても先駆的だとおもう。

で、あちこち、いじり始めれば新しい機能を発見できるようになってる・・・気がするのだ。

グーグルが「ググる」という言葉を「検索」の意味で使われるのを嫌ったように、アップル社はきっと、「マック」は「パソコン」じゃないんだぜ! と言いたいのだろうなと思う。(あ、CMそのまんまか。)
by kouichisugimoto | 2007-07-10 22:48 | startmac
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