現場バカ
■アートフリマおわった。

またも感激の好天、驚きの来場者、脅威の無事故記録を更新。
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いやはや。なんでこんなリスクを背負って、イベントなんかやるんだろうかと
毎回思うのだけど、しかたないねえ、楽しいのだから。

いつもだと、どこかのタイミングで、スコーンと抜けて、「ああ、今日は死ぬにはいい日だ。いい天気だし、みんなにこにこして、たのしくて。」な~んて思うのだけど、今回は体調不良もあってアガりきらず、そのぶん冷静に見れてよかった。

ちょっと人生の課題について、光明がさしてきた感じだ。


■僕のかみさまはどこ?

外で呼び込みチラシを撒いていたら、ニコニコしたオバサンが前後不覚のお年寄りを連れて歩いてきて、話しかけてきた。ぱっと判ってしまう。宗教の人だ。

「東を向いて、お祈りするの。南無妙法蓮華経と三回。これでいいのよ。あとのは全部うそだから。」「じゃあ、お伝えしましたからね」といって去る。

僕はにこにこして答える「ああ、そういうこともあるかもしれませんね」
傷つけたくはない。それも神様だろう。いいのだ。

でも僕の脳内の神様は言う
「他人が美しいと思うものを、尊重できないやつはよくない感じじゃね?」
うん。僕の神様はまだまだイケてる。きっとモテるだろう。


■ここのところ、ニュースもナナメ読みなのだけど

「いのちの電話」の相談員がとても少なくてえらいこっちゃの件や
コムスンがあんなことやこんなことのあげくアレした件が気になっていた。

営利非営利、公益、なんて、世の中をはすに見てきた者としては感慨深い。

いのちの電話の相談員は、有償の研修を受けた上での無報酬労働であり(これは知らない人が多い)、基本的にあまり「相談員やってます」とは言わないことになっている。知り合いに数人居るがそれはそれは過酷な現場だと思う。

高齢者施設。たとえばデイホームなどでは、介護保険からこっち、利用者が亡くなった場合などは、「利用日数を増やさないか」といった、勧誘の電話を掛けるのだそうだ。

けっきょく、いのちの現場は見えないところに隠されていっており、国は「補助金とかあてにすんなよ、自立しろ、支援すっから」なんちゃって、ゆっくりおいつめられていく。事業者はがんばり、現場のスタッフは、真面目に取り組む者から苦しい生活になってゆく。

ビジネスで切り込むにはやはり「もーかんない」という話になってしまうのだろうか。

コムスンが初期に、もうかんない地方からガバッと撤退したときには、すがすがしい感動を覚えたものだ。なにしろ、全国カバーを標榜して、CMをバンバン打っていた矢先、だったから。

「さすがビジネスの人は考えることが違う」と思った。でもやっぱしだめだったか。


■現場バカが元気で居て欲しい

現場バカ、な人が好きだ。最近また出あった。

現場バカなひとは、楽しむことに貪欲だ。世の不利益を不利益と思わず、楽しいだろ!?というビジョンを見ながら生きていく。僕にはあんまりビジョンがないけど、似たタイプなのだろう。そういう人と話していると、うれしくなる。

福祉にもNPOにも、まだ光が見出せないが、それでも考え続け、面白おかしいアイディアを出していくのが僕のしごとだ。だれにも理解されなくても、将来設計など立たなくてもいい。

それにしても、今の世の中は、自分の頭で考えることは推奨されていないとつくづく感じる。

馬鹿には暮らしにくいのう。
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by kouichisugimoto | 2007-06-18 22:44 | 日記とか考えたこととか
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